野菜不足は、生活習慣病やさまざまなカラダの不調の原因となっている。
では、どんな野菜が身体にどう効くのか、何をどのくらい食べたらいいのか。
本書は、野菜の効果的な食べ方、さらに「よい食べ合わせ」「避けたい食べ合わせ」
についてもわかりやすく具体的に解説する一冊。
野菜の持つ抗酸化作用やデトックス効果など、そのパワーを改めて知ることができる。
1章 現代人は野菜が不足しています
●1日350グラムの野菜を食べていますか?
●野菜の食べ方を考えましょう
●野菜の効能を知って、野菜不足による体調不良を解消
2章 野菜を効果的に食べるには
野菜の特徴を知っておこう
〈実を食べる野菜〉
◆トマト:がんや老化を予防するリコピンに注目
◆ピーマン:油と一緒に調理するのがおすすめ
◆カボチャ:ビタミンEに若さを保つ働き
◆オクラ:ネバネバ成分が胃腸の働きを整える
◆なす:皮の紫色にはポリフェノールがいっぱい ほか
〈根を食べる野菜〉
◆だいこん:生食で胃腸の働きを整える
◆かぶ:栄養価が高い葉の部分に注目
◆にんじん:たっぷりのカロテンで免疫力アップ
◆たまねぎ:涙を出す成分に生活習慣病の予防効果がある
◆ごぼう:腸内環境を整えがん予防にも効果あり ほか
〈葉・茎を食べる野菜〉
◆キャベツ:胃や十二指腸のただれを改善する効果も
◆ほうれんそう:健康増進の決め手になる緑黄色野菜の代表
◆こまつな:たっぷりのカルシウムで骨を丈夫に
◆ブロッコリー:注目されるスルフォラファンの抗ガン作用
◆カリフラワー:生で食べて美肌と疲労回復に ほか
〈香草・ハーブ類〉
◆にんにく:抗菌・殺菌作用に抗ガン作用もある
◆しょうが:血行をよくし体を温めてくれる
◆しそ:カロテンの含有量が高くイライラ解消にも ほか
〈果物〉
◆りんご:リンゴのペクチンがおなかの調子を整える
◆バナナ:アスリート御用達の優秀なスタミナ源
◆いちご:5粒で1日に必要なビタミンCが補える ほか
3章 野菜の食べ合わせでカラダの不調を改善
◆体の不調に効く野菜の食べ方
イライラ、肩こり・疲労、口臭、二日酔い、女性の更年期障害、冷え性、
貧血、うつ状態、食欲不振、風邪、胃腸の調子が悪い、精力減退、便秘 ほか
4章 野菜の力で病気を予防
野菜効果で病気をはね返す
1 がんを予防
2 糖尿病を予防
3 高血圧を予防
4 脂質異常症(高脂血症)を予防
5 動脈硬化を予防
6 肝硬変を予防
7 胃潰瘍を予防 ほか