ご好評にこたえ、昨年度版より紹介選手数もアップ。カラーグラビアも付いて、ビジュアル感もタップリ。500ページのボリュームながらも、携帯性にすぐれ、テレビ観戦にも役立つ一冊です。
今シーズンは、菊池雄星が新メジャーリーガーとなったほか、各チームの戦力の変動も一気に進みました。本書はメジャーリーグ情報に飢えているファンにとって必携の一冊です。 本書には、球速、持ち球・決め球などの球種、対左右打者別防御率、対左右投手別打率、ホーム・アウェー別成績、得点圏打率、盗塁阻止率、年俸、タイトル歴、カモ・苦手などを掲載。監督・コーチ・GM・球団情報も網羅しています。
投手にはWHIP、野手にはOPSといった近年メジャーリーグで重要視されている数値も記載しています。
そのほか、「能力別5段階評価」など他では入手できない資料が満載。「能力別5段階評価」は投手なら、球威、制球、緩急、守備・牽制、度胸の5項目、野手なら、ミート、パワー、走塁、守備、肩の5項目について、5段階評価(稀に5+ もアリ)。今年のヤンキース・田中将大は、球威3、制球5、緩急4、守備・牽制5、度胸5。また、2018年アメリカン・リーグ首位打者かつMVPであり、レッドソックスのワールドシリーズ制覇にも貢献したムッキー・ベッツは、ミート5、パワー5、走塁5、守備5、肩4。ここまで詳細なデータと分析を紹介した本は他に類を見ません。
また、技術論だけでなく、選手のユニークな個性や人間性、プライベートがわかる裏話も多数収録。トランプ大統領のことが好きでたまらない右腕ヒース・ヘンブリー(レッドソックス)、トランプ大統領が大嫌いな左腕ショーン・ドゥーリトル(ナショナルズ)、史上最年少で100セーブ達成後に家庭内暴力で逮捕されたロベルト・オスーナ(アストロズ)、カボチャのパイに目がない甘党豪腕投手ルー・トリヴィーノ(アスレティックス)、趣味はベースボールカードとアスリートのサイン収集のパット・ニーシェク(フィリーズ)、高校時代にツイートした同性愛者差別発言が掘り返され炎上したジョシュ・へイダー(ブリュワーズ)、金融学を学んで投資アドバイザーの資格もゲットしたロス・ストリップリング(ドジャース)、チェロキー先住民の血を引く豪腕投手ジョン・グレイ(ロッキーズ)、キャンプ期間中はキャンピングカーで寝泊まりする変わり者のアンドルー・チェイフィン(ダイヤモンドバックス)など、人となりを深く知ることができます。
周辺情報も充実。父母、兄弟、妻など家族や恋人らの名前、エピソードなどマニアック情報が満載。各選手が抱える故障・持病情報、薬物、トラブルや逮捕歴、そして入信している宗教情報も数多く掲載しています。
また、本書の監修は、サンフランシスコ・ジャイアンツで活躍した日本人初のメジャーリーガーの「マッシー」こと村上雅則氏。同氏の監修のもと、日本人にはなじみのうすいメジャー用語を解説。カッター、スプリッターなどの球種名や、スイングマンなどの投手用語、フリースインガーといった野手用語などを理解でき、メジャーの本場感覚を体験できます。
●巻頭カラー・30球団注目選手…J.D.マルティネス、スネル、デグロム、イェリッチ、バエズ、マイコラスほか
●メジャー30球団別・チーム分析(投手力、攻撃力、守備力、機動力、及び総合力別判定付き)&各選手分析
●特集・日本人新メジャーリーガー2019年大予測…菊池雄星