楽しみこそが、学ぶこと! 地頭づくりはすべての学習の土台です。
子どもの頭の良さは、勉強や努力次第ではありません。
0歳から6歳までの間に、どんな遊びを、どれくらい楽しんで過ごしたか。
それで決まります。
1万2000人の子どもを育てた「祖川式メソッド」を大公開!
できるなら、
「頭のいい子に育てたい! 」と思う親は多いでしょう。
そのほうが、将来、子どもが困らなくてすみますから、
親としては、当然の願いです。
本書の著者は、1万2000人以上の子どもたちを見てきた結果、
頭の良さ、つまりIQは、必ず伸びると言います。
本書でいう「IQ」とは、単純に「成績のいい子」ではありません。
物事をきちんと判断し、相手の気持ちを理解して、
自分の気持ちを素直に伝えられることです。
また想像力や創造力もって、先を見通す力があることです。
これらは、子どもが大人になり、
社会に出ると必ず必要になる「地頭」ともいえるものです。
言い換えると、さまざまなことを学ぶときに必要な、
「土台」となるものです。
この土台がしっかりしていないと、
どんな学習も、積み上がっていきません。
IQは、けっして先天的なものではありませんが、
勉強や努力で高めるには限界があります。
では、どうすればいいか……?
それは、幼児期に「繰り返し、楽しい遊びをすること」です。
子どもは、さまざまな遊びを通して、
知らない間に、たくさんの知識を吸収しています。
ですから、子どもが夢中になって、
ワクワクしながら遊べる環境を整えてあげることが大切です。
幼児期は、脳の成長の爆発期ですから、
ただやみくもに遊ばせておくのは、とてももったいないこと。
本書では、どんな遊びを、どんなふうにしたらいいのかを、
年齢ごとに分けて、83種類のおもちゃや遊び方を紹介しています。
どれも、ご家庭でできることばかりですから、
今日から、毎日の遊びに取り入れてみてください。
お母さんのそういう心遣いが、
子どもの成長に大きく役立ちます。
第1章 子どもの能力にブレーキをかける親の思い込み
第2章 これだけは知っておきたい IQを伸ばすキホン
第3章 [年齢別]今日から始めよう! 祖川式・知育メソッド
第4章 子どもの可能性をぐんぐん伸ばす家庭の生活習慣