昨年度版より紹介選手数もアップ。カラーグラビアも付いて、ビジュアル感もタップリ。
500ページのボリュームながらも、携帯性にすぐれ、テレビ観戦にも役立ちます。
3月開催の国際大会WBCにも対応しています。
今シーズンは、千賀滉大、吉田正尚、藤浪晋太郎が新メジャーリーガーとなりました。
球団を移った大物選手も数多く、各チームの戦力の変動も一気に進みました。二刀流・大谷翔平や、ダルビッシュ有、鈴木誠也らのさらなる進化にも注目です。
本書は、そうしたメジャーリーグ(МLB)の最新情報に飢えているファンにとって必携の一冊です。
今回の2023年版は、前年版同様にメンバーリストを視覚化。ポジション別の選手層・序列を示す「デプスチャート(Depth Chart)」で、ビジュアル的にチーム戦力がわかるようになっています。
また、新人王資格を持つ有望選手もタップリ紹介。今後ブレイクするであろう若手を先取りし、A、B、Cの期待度評価も付けています。入団・退団情報も充実しています。
さらに本書には、球速、持ち球・決め球などの球種、対左右打者別防御率、対左右投手別打率、ホーム・アウェー別成績、得点圏打率、盗塁阻止率、年俸、タイトル歴、カモ・苦手などを掲載。監督・コーチ・GM・球団情報も網羅しています。
投手にはWHIP、野手にはOPSといった近年メジャーリーグで重要視されている数値も記載しています。
そのほか、「能力別5段階評価」など他では入手できない資料が満載。
「能力別5段階評価」は投手なら、球威、制球、緩急、守備・牽制、度胸の5項目、野手なら、ミート、パワー、走塁、守備、肩の5項目について、5段階評価(稀に5+ もアリ)。
大谷翔平の投手としての評価は、球威5、制球5、緩急5、守備・牽制4、度胸5。また、大谷の野手としての評価は、ミート4、パワー5+、走塁5、守備4、肩5+。ここまで詳細なデータと分析を紹介した本は、他に類を見ません。
また、技術論だけでなく、選手のユニークな個性や人間性、プライベートがわかる裏話も多数収録。
外見はいかついがスイーツ類に目がない甘党トリヴィーノ(ヤンキース)、ヘブライ語を話せる唯一のメジャーリーガーのクレーマー(オリオールズ)、ワクチンを打たない自由を主張するカリンチャク(ガーディアンズ)、空軍士官学校出身初のメジャーリーガーのジャックス(ツインズ)、人嫌いだが大谷翔平は大好きなグリンキー(ロイヤルズ)、すぐブチ切れる武闘派ギャレット(同)、厳格な菜食主義者ストライダー(ブレーブス)、オンラインゲームのトラブルで暴力行為を働いたファム(メッツ)、メジャー史上最も背が高いジェリー(ジャイアンツ)など、人となりを深く知ることができます。
周辺情報も充実。父母、兄弟、妻など家族や恋人らの名前、エピソードなどマニアック情報が満載。各選手が抱える故障・持病情報、薬物、トラブルや逮捕歴、そして入信している宗教情報も数多く掲載しています。
本書の監修は、サンフランシスコ・ジャイアンツで活躍した日本人初のメジャーリーガーの「マッシー」こと村上雅則氏。同氏の監修のもと、日本人にはなじみの薄いメジャー用語を解説。カッター、スプリッターなどの球種名や、スイングマンなどの投手用語、フリースインガーといった野手用語などを理解でき、メジャーの本場感覚を体験できます。
●巻頭カラー・30球団注目選手…クワン、ペーニャ、ロドリゲス、アルカンタラ、ゴールドシュミット、ベッツ、金河成ほか
●メジャー30球団別・チーム分析(投手力、攻撃力、守備力、機動力、及び総合力別判定付き)&各選手分析
●特集1・日本人新メジャーリーガー活躍大予測…千賀滉大、吉田正尚、藤浪晋太郎
●特集2・第5回WBC開催記念! シーズン中も役立つ「国家別戦力分析・野球スタイル&各国代表メジャーリーガー」
●特集3・何が変わる? МLBの3つの新ルール…シフト禁止令、ピッチ・タイマー、ベースの拡大